プログラム

2012年9月8日(土)
シンポジウム 定員120名

  1. 9:45 開会挨拶、イントロダクション 高橋則英(APIS2012実行委員長、日本大学)
  2. 研究発表
    • マーク・オスターマン(写真技法歴史家、ジョージ・イーストマンハウス国際写真美術館)
      「ウェットコロジオンプロセスの進化」
    • 新井 卓(写真家/銀板写真師)
      「ダゲレオタイプ、新たなモニュメントの到来のために」
    • フランス・スカリー(写真家、写真技法歴史家)
      「コロジオン焼き出し印画法」
    • 原 直久(写真家、日本大学)
      「デジタルネガとプラチナプリントが広げる写真表現」
  3. デジタルネガシンポジウム
    インクジェットプリンタとメディアの発達によりデジタルネガが一般的になりオルタナティブプ ロセスに欠かせない存在となりました。様々なキャリブレーション、出力方法が開発発表されています。それぞれの特長を総覧し、今後のデジタルネガのさらなる画質向上や、方法や考え方の組み合わせなど可能性を探ります。
    座長   鈴木 孝史(写真家、日本大学)
    パネラー 原 直久(写真家、日本大学)
    永嶋 勝美(写真家、DGSM開発者)
    マーク・ネルソン(写真家、PDN開発者 チャットでの参加)
    ロン・リーダー(写真家、QTR ネガティブ開発者 チャットでの参加)
    山本 修(株式会社便利堂 工房長)
    清藤 禎樹(株式会社 ピクトリコ 営業統括部長)
    枝常 伊佐央(エプソン販売株式会社
  4. 懇親会(オプション)

2012年9月9日(日)
ワークショップ

  1. 「コロジオンPOPプロセス」
    講師:フランス・スカリー(写真家、写真技法歴史家)
    スカリー&オスターマンスタジオは19世紀のコロジオンPOPプロセスを現代に再現し実用化しました。実際にプリントを制作しながらその技法を学びます
    定員: 8名
  2. 「サイアノタイプ&ヴァン・ダイク・プリント」
    講師:鈴木 孝史(写真家、日本大学)
    低コストながら独特の魅力的な青い画像が魅了するサイアノタイプ、銀を使って褐色の美しいプリントが得られるヴァン・ダイク・プリントという2種類のオルタナティブプロセスを一日で学びます。受講者自身のデジタル画像からデジタルネガを作成しプリントします。
    定員:15名
  3. 「コロタイプ」
    講師:山本 修(株式会社便利堂 工房長)
    コロタイプは、約 150 年前フランスで生まれた印刷技術です。製版、印刷とともに大変手 間ひまのかかる技術ですが、連続階調によるなめらかで深みのある質感は他の追随を許し ません。このワークショップでは自分の作品を使って刷版を作成し、プレス機を使った手 刷りを体験することができます。
    定員: 8名※ 8 日のカンファレンス参加者はコロタイプワークショップを無料で見学できます。